高血圧や風邪の様に服用して歯周病予防できる薬

40歳の日本人の約8割の方が罹っている歯周病は、歯を支える肉と歯の骨の二つを破壊していく怖い病気です。この肉と骨が破壊されると歯が抜け落ちてしまうこととなり、大事な歯を失うきっかけになってしまいます。

大人の歯は、一度抜けると二度と生えてこない状態となってしまうので、その結果を招く歯周病は人にとっても最大の天敵であることは言うまでもありません。また飲食を噛まないで飲み込む形となるので高血圧にもなりやすく、しかも体の免疫力を失わせるため風邪もひきやすくなります。

最も歯周病の原因は、細菌性プラークで簡単に言えば細菌の塊でバイオフィルムという住み家を作ります。そしてその細菌たちが産出する毒素によって、徐々に歯を溶かしていき歯周病となるのです。

実際にバイオフィルムが形成されてしまうとそれを歯磨き・うがいなどでは容易に落とすことが出来ない厄介なものとなります。ただ歯周病の病原菌自体を減らす飲み薬が開発されており、それを高血圧や風邪薬の様な感覚で服用すれば、バイオフィルムの原因となる細菌を殺菌させることが出来ます。

歯周病の原因が、最近の研究ではカンジダ菌というカビの一種を原因としており、そのカビ菌を抑制する抗生物質と抗カビ剤の治療薬が有効であると解明されました。具体的な治療薬としては、カビに対する錠剤タイプの抗生物質の薬が存在し、一日2回を3日間かけて服用します。

副作用もなく、風邪薬や血圧の薬のように安心して服用できる薬です。液体用としては抗カビに優れたシロップがあり、それを歯磨き後に行き渡らせて利用します。

これは飲用として用いることも出来ますが、バイオフィルム対策としてはそれを口に行き渡らせた後はうがいや飲食を一時間ほどしなければ効果が期待出来ます。酷い歯周病の場合は、この二つが特に有効で歯科医に診療してもらった時には、それを処方されることもあります。